みなさんこんにちは、水谷です!
さて、パグサンハンレポートその2です。
川下りを楽しんだ後、時間はまだ12時…
何かまだ出来ることがあるだろう!ということで、カリラヤに行くことにしました。
カリラヤはパグサンハンから約10キロのところにあり、日本庭園や湖の景色を望むことができます。
かなりの田舎なので、移動手段はおそらくジープニーかトライシクルのみ…
どうしようかな、と迷っていると、周りにどんどん人が集まってきて、
「このトライシクルに乗れ!」
「カリラヤまではジープニーで行くしかない!」
「P1000出せば乗せてやる!」
「一人P250で乗せる!」
など、口々に全く違う情報を教えてきます。
一体何が正解なんだ?!と疑心暗鬼に陥り、観光局に聞いてみたところ、
ジープニーを乗り継げば行ける、とのこと。
ジープニーは一人約P10で行くことができます。
P1000ってどんなけぼったくろうとするんだ…!と若干フィリピン人にキレつつ、ジープニーに乗り込みました。
ジープニーからの眺めは田園風景も見え、一瞬日本にいるのかと錯覚するよう。
乗り換え地点で降りて、次のジープニーを待ちます。
しかし、ここからが大変でした。
乗り換えのジープニーは本数が少なく、30分待っても一向に来ません。
時間もったいないし、近くにトライシクルいっぱいあるし、多少高くてもトライシクルに乗ってもいいかもしれない…
そう思い、近くのおっちゃんに声をかけてみました。
一人P80で乗せるというので、多少高いがこれでいいだろうと納得し、乗せてもらいます。
トライシクルからの眺めはこんな感じ。
湖が見え、とても美しい風景です。
風を感じながらこの眺めを味わえるのは、とても贅沢な体験でした。
私たちの目的地は、カリラヤにある日本庭園です。
ガイドには詳しいことが何も載っていなかったので、どんな場所なのだろうとワクワクしながら行ってみると…
日本…庭園?
端っこの方に、かろうじて鳥井はありましたが、うーん…微妙。
ただ、自然の中にあるので、景色は非常に綺麗です。
日本庭園を楽しむというよりは、美しい自然を楽しむ目的の方がよさそうです。
夏っぽくて素敵な風景でした。
ちなみに、この庭園は第二次世界大戦時にフィリピンで亡くなった、日本兵の慰霊のために作られています。
日本政府が作った、正式なものです。
戦争時からは想像も付かないほど、今は静かで自然豊かな場所になっていました。
パグサンハンは、本当に田舎で、外国人が珍しいためぼったくろうとするフィリピン人も多くいます。
それにさえ気を付けて、事前にちゃんと予習していけば、
すばらしい自然が広がるところでした。
マニラがフィリピンの全てではありません。
いろんなフィリピンの側面をもっと見てみたいな、と思わせてくれる旅でした。
水谷