無事、大学に入学できたワタシ。
モダンな(ただの古い)キャンパス。
教室にはフィリピン人の生徒たち。
そして、少しばかりカラダがBIGな先生。
今回はフィリピンの教育事情についてつっこんでいきます。
フィリピンの大学に留学してみた シリーズも最後です ><
前回まではコチラ。
どの記事もかなりぶっちゃけています!!!
フィリピンで勉強したいなあって人!そうでない人も!
ぜひ、ご覧くださいね^^
フィリピンの大学に留学してみた まとめ4~教育編~
一番はじめの授業ではシラバスの配布と自己紹介。
みんな一人ずつ、簡単な自己紹介となぜその学部を選んだか
を言っていきました。
一人
また一人と。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・?
え、なんか・・・・・。
なにか違和感がありました・・・。
名前いって、ニックネーム、出身地、年齢、趣味、
そして、学部を選んだ理由――
16歳、17歳、17歳、18歳、21歳(←私)、16歳
えええぇぇぇ!!!
ハタチ超えてんのあたしだけやん!!
(大阪出身です。笑)
びっくりです。
クラスメイトの多くが5個も年下です!
若い、みんな若すぎます・・・・!
というもの、フィリピンの教育制度が
日本と大幅に違うからなんです。
ここからは軽くフィリピンの教育事情に触れていきます。
なぜ、クラスメイトがあんなに若いのか・・・。
なんとフィリピンには、中学校がありません!
(幼稚園→)小学校→高校→大学
なんです。
フィリピンの教育システムは小学校6年間
中等教育(ハイスクール)4年間で合計10年間が
大学に入る前の教育制度でした。
つまり、日本より2年短く
4年制の大学に進学したら、卒業時にはまだたったの20歳です。
それで自然にクラスメイトが若くなるんですよね^^;
BUT だがしかし!
2010年からフィリピン大統領に就任しているベニグノ・アキノ3世(通称ノイノイ・アキノ)
掲げている教育改革の実施に伴い、教育制度に変化が起こっています。
以前までは上記のように『6-4制』でしたが、
2012年から『k-6-4-2制』の導入がスタートしました。
kは kindergarten(幼稚園)のことで
5歳児に対する小学校にあがる前の1年間の幼児教育を義務化する、というものです。
なんと、すべての子どもは幼稚園に1年間通わなければ
小学校に入れないということになりました。
そして、高校が4年から6年に!
2012年に高校へ進学した生徒から6年間にのびました。
つまり、大学入学前の学校年数が日本と同じになったわけです。
これでHAPPY!だ~☆
ではなく、
2011年時点において、全国で教室が約13万室足りず、
教師は約10万人、教科書は955万冊不足しているといいます。
まだまだ深刻な問題がありますね・・・。
ちょっと暗い話になってしまいましたが
これがフィリピンの大学、教育のリアルな実情でした。
もし、フィリピンで勉強したいなって思っているなら
語学学校より正規大学留学を全力でオススメします♪
それでは、
フィリピンの大学に留学してみた まとめ4~教育編~でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました。