今回は、つい最近Limonzを卒業されたインターン生・玉城さんの記事です!
(インターンは終えられましたが、彼女が書き溜めてくれていた記事を
現役のLimonzインターン生が紹介しちゃいます!)
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今日はお金の話です!
日本のお札は4種類。(2000円札をお忘れなく!首里城!)
お札の人物は、福沢諭吉さん・樋口一葉さん・野口英世さんの3人ですよね。
では、フィリピンのお札は?
フィリピンのお札は6種類。色もカラフルでかわいいです。
今までフィリピンでお金を使っていて、お札の人物がどういう人なのか知りませんでした。
気になったので今日は簡単にフィリピンのお札の人物について紹介させていただきたいと思います!
*20ペソ*
「マニュエル・ケソン」
フィリピンの第2代大統領
ケソンシティの名前の由来。
1937年にタガログ語を国語と決めたのでフィリピン語の父とも言われています。
*50ペソ*
「セルヒオ・オスメニャ」
フィリピンの第4代大統領。上は旧札で、写真の年齢は違いますが同じ人物です。
セブ市の中心街フェンテ・オスメニャの名前の由来となった方。
*100ペソ*
「マニュエル・ロハス」
フィリピンの第5代大統領
戦後初の大統領。現在のフィリピン共和国になる独立宣言をした人。
*200ペソ*
「ディオスダド・マカパガル」
フィリピンの第9代大統領。こちらも上が旧札。
ディオスダド・マカパガル国際空港→現クラーク空港。
農村のスラム街で育ったことから「庶民の擁護者」と呼ばれています。
*500ペソ*
「ベニグノ・アキノ・ジュニア」
「コラソン・アキノ」
ご夫婦。奥さんのコラソン・アキノさんはフィリピンの第5代大統領。
有名なマルコス政権と対峙した2人です。
1枚目は旧500ペソ札でニノイ・アキノ(ベニグノ・アキノさんの通称)さんオンリー。
個人的にこの旧500ペソ札がいちばん好きです。日本のタレントのピーコさんみたい^^
*1000ペソ*
「ホセ・アバッド・サントス」「ビセンチ・リム」「ホセフア・リアーネス・エスコダ」
日本軍侵攻時の大統領代行・将軍・女性解放の先駆者
写真が小さかったのでアップにさせていただきました。
3人とも当時の日本軍によって処刑されており、抗日の英雄としてフィリピンの人々に周知されています。
調べた結果>>
お札の人物が生きていた時代は第2次世界大戦の前後で、フィリピンとアメリカは強いつながりがあったため、日本に関わる事柄もたくさん出てきました。
とくに、唯一歴代大統領ではない人物の紙幣が最高額紙幣で「抗日の英雄」というのは複雑な気持ちです。
フィリピンに住みながら私はフィリピンの歴史についてほとんど知りません。日本のことでさえも戦争やフィリピンとの関わりについてあまり知りません。
そのことを痛感し、もっと知りたいと思いました。
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いかがでしたでしょうか。
また、「こんなことが知りたい!」などオファーがあれば、ぜひコメントください!