こんにちは!Limonz Incのとしきです。
約三ヶ月間のインターンシップが終了します!
この三ヶ月は自分の人生の中でもかなり密度の濃い三ヶ月で、体感的には半年間いたような気分です。
最初の自己紹介のブログでも書きましたが、私は大学四年を休学し、セブ島とシドニーでの語学留学を経て、
ここマニラに来ました。就職をする前に、海外で働くということが実際どういったものなのか知りたい。
学生のうちに大きな挑戦をしたい。新しい環境に飛び込みたい。
このような理由からインターンシップに応募しました。
ここで過ごしたこの三ヶ月は、今まで生きてきた中で最も自分の弱みに直面した期間でした。
できない自分に何度も苛立ちを覚えました。
楽しいことばかりではなく辛いこともありましたが、最後までやり抜いてよかったと思います!
このブログでは私が行ったこと、インターンで学んだことについて書きます。
業務内容
私は不動産の業務を担当していました。
主にやっていたことは物件情報の収集と内覧です。
フィリピン人のブローカー(不動産仲介人)と常にメールでやりとりをし、物件の情報を得たり、
実際にブローカーと内覧に行き部屋の写真や動画を撮っていました。とにかく外に出て情報を集めていました。
フィリピンのコンドミニアムはプールやジムなどが付いているのが当たり前でかなり豪華なものもあります。
実際に様々なコンドミニアムの内覧に行きましたが、それぞれ特色が全然違い、
自分がそこに住むことを想像したりして楽しかったです。
情報収集の他にも内覧で集めた写真や動画などのメディア素材を生かし、
Youtube の動画作成やホームページの編集なども行いました。
その他にも不動産関連の資料の作成なども行いました。
私は不動産の知識が全くのゼロの状態だったので、全てがわからないことだらけでした。
ただ、わからないからといって一から十まで教えてもらえるような甘い環境ではありません。
わからないことは自分で調べる必要がありました。ブローカーとのやりとりはもちろん英語なので、不動産の知識が
全く無かった自分には大変でした。特に最初の頃は、何か聞かれても何のことをいっているのかわからず
答えられませんでした。しかし常に自分で調べることで、徐々に不動産の知識を増やしていきました。
Limonzのインターンで得たこと
ここでのインターンを通して、本当にたくさんのことを学びました。
ただ何となく大学に行き、何となく友達と遊び、何となくバイトをする。そんなザ・大学生だった私では
気づくことさえできなかったことばかりです。その中でも特に印象的だったことをシェアしたいと思います。
①自分を捨て、相手の立場に立って考える
私はYoutubeやホームページでの物件情報の発信を担当していました。
閲覧者は自分と同じような大学生ではありません。投資家です。常に彼らが欲しい情報を提供しなければなりません。
誰も一大学生の自分の意見なんて興味がありません。投資家が欲しいのは数値などのしっかりとした情報です。
投資をしたことがないのに投資家の気持ちを理解するというのはとても難しく、すぐ迷子になってしまっていました。
この動画作成、情報発信を通して初めて相手の立場に立つことの重要性、難しさを知りました。
対面でのコミュニケーションでも同じです。常に相手の立場に立ち、相手が何を求めているか、
何をして欲しいか考えること。これが当たり前のようにできる人が人から選ばれます。
私はすぐに自分のことを考えてしまっていました。自分では自覚していなくても知らず知らずのうちに
自分をかばうことが染みついてしまっています。
この「自分を捨てて相手の立場に立つ」ということは頭ではわかっていてもいざ実践しようとすると
難しいです。これはこれからも自分の大きな課題です。
②天才ではなく凡人なのだから凡人でもできることを精一杯やる
このインターン中何度も言われた言葉があります。「天才だと思ってるんでしょ?」です。
もちろん私は天才ではなく、超凡人です。笑 天才は確認や報告など地道な作業を全くしなくても
成果をあげることができます。しかし、凡人はそうではありません。
凡人は自分がゴールに向かって正しい方向に進んでいるか逐一確認して作業を進める必要があります。
私はこの確認や報告をきちんとせずミスを多発してしまいました。
これからも自分が凡人だということを常に意識し、凡人でもできる基本的なことは実施していきたいと思います。
休日の過ごし方
土曜日はミーティングがあるため、あまり外出はできませんでしたが日曜日はよくインターン生と出かけていました。
日本並、もしくはそれ以上に発展しているボニファシオグローバルシティ(BGC)や
マニラ湾に沈む美しい夕日を見ることができるベイエリアなどに遊びにいきました。
アヤラトライアングルというオフィス近くの公園ではクリスマスシーズンはライトアップされ、とても綺麗でした。
一番のかけがえのない思い出は、連休にインターン生全員で行ったパラワン島です!
シュノーケリング、洞窟ツアー、ジップラインなどのアクティビティをし、遊び尽くした三日間でした。
普段はオフィス街のマカティにいるためあまり自然に触れませんが、パラワン島では自然を堪能し、
リフレッシュすることができました。まだ行かれたことがない方はおすすめですのでぜひ行ってみてください!
※パラワン島
※パラワン島のジップライン
※BGC
※アヤラトライアングルのライトアップ
※マニラ湾の夕日
インターンを検討している方へ
Limonzでのインターンは正直簡単ではありません。誰もわからないことを手取り足取り教えてくれません。
楽な仕事をしたい、ワークライフバランスを大切にしたいといった方は来ない方がいいかもしれません。
ただ、自分の弱い部分を見つけ改善し、成長したいという方にはおすすめです!
フィリピンでの生活では日本では有りえないことに直面する機会が多いかと思います。
“旅行”ではなく“働く”ことで、より本当のフィリピンを理解することができるのではないかと思います。
ぜひ新しい環境に飛び込んでみてください!必ず新しい発見があるはずです。