そのとき、僕は困り果てていました。
時刻は既に2:00AMをまわり、夜行性のフィリピン人の姿もほとんど見えなくなってしまっており、
なんだか危ない雰囲気が漂っていました。
宿の予約をしておらず、
格安ホテルでかつ予約のいらないところを練り歩くもなかなか値段が高い。
泊まれない。
セブ島に旅行に格安ツアーで来ている友人がいるとのことで、夜の街に繰り出したわけなのですが、
Wi-Fiのない場所では連絡を取り合えないことから、合流も出来ず…
途方にくれていました。
そこで二人のレディボーイ(オカマ)が近づいてくるのです。
にやにやと不敵な笑みを浮かべた二人はだんだんと距離を詰め始めました。
ただの客引きに違いないと信じたかった自分は、無視を続けていましたが、
しぶとい彼らはしつこく付いてきます。
自分の歩くスピードが、だんだん早くなるのを感じました。
激安で宿泊できるゲストハウスを道中に聞くことができたので
そこに最後の頼みを抱いて歩いており、目的地がようやく見えはじめたそのとき、
ひとりのレディーボーイが僕のポケットに手を突っ込んできやがりました…
運良く、何も取られませんでしたが、
「No Thank you 」
と大声で叫び全速力でかけて行くとレディーボーイたちもついに追いかけてはきませんでした。
ある日本人に聞いた話だと、フィリピン人は大声に弱いそうです。
もし何か危ない目に巻き込まれたら大声で威嚇してみるのも、ありかもしれません。
(※逆上させないようにだけ気をつけて下さい。)
さて、そんなスリルを味わってしまったのですが、
深夜の歓楽街というシチュエーションを悪さもあったため、基本的にしっかり自衛しておけば
危険な目にあう可能性は高くありません。
そしてそんな迷子の僕を受け入れてくれたのが
「セブ・ゲストハウス」という格安のゲストハウスです。
hotelの予約もなく、しかも午前2:30AMに来た日本人のよくわからないメガネを
泊めてくれるとわかった時は
体中の力が抜けるほど安心しました。
価格一覧がこのような感じです。
4人部屋が空いてなかったため、
2番目のBudget Fan Roomへ。交渉したら500pesoで泊めてくれました。
お金もそんなにもっていなかったので本当に助かりました…
部屋の中は、こんな感じです。
正直、あまり期待していなかった分、
充分過ぎる宿泊施設でした。
シャワーは水でしたが、そこは致し方ない。泊まれれば充分、と言った感じです。
ゲストハウスとのことで、やはりルールもしっかりしています。
今後のシェアハウス運営に大いに参考になりそうです。
いかがでしたでしょうか。
あなたももし、セブ島で、
「予約してなかったけど、本当に宿がない!」
「クオリティはいいからとにかく安く泊まりたい!!」
「レディーボーイに追いかけられている、どこかに泊まりたい!」
そんな緊急時は、
是非、CEBU GUEST HOUSEも検討してみてください。
場所:General Maxilom Ave Cebu City 6000 Cebu
URL:https://goo.gl/JH4sMl
ではでは今回はこのあたりで(^^)