こんにちは。
杉原です。
突然ですが、いい写真撮りたくないですか?
2014年の情報通信白書によると日本人のスマホ普及率は53%にとどまると言いますが、
高齢化社会がゆえの数字であって、実感値としては若者であればスマホの普及率は
ほぼほぼ9割を超えていてもおかしくないと考えております。
スマホの普及に伴い、今まで以上に写真を撮る行為が簡単になりました。
パッとスマホを取り出してパッと撮れちゃう、そんな時代です。
だからこそ依然と比較して素人丸出しの写真も多くネット上に上がっていることかと思います。
僕がこれまでアップロードしてきた写真に関しても、恥ずかしながら同様です。
そこで、「プロのような一流の写真を目指すのは難しくても、素人丸出しの二流の写真からは卒業したい」との
思いを込めて1.5流大学と銘打ち、1.5流になるべく情報をまとめて行きたいと思います!
発信しているうちに僕自身も2流を抜けだそうというのは魂胆です。良ければみなさんもお付き合い下さい。
まず最初はiPhoneで撮影する写真に関する心構えを3つとテクニックを3つご紹介したいと思います。
写真に関する心構え3つ:「たまちゃんのお父さん三原則」
1) コミュニケーション力
2) 良い構図を撮るためのこだわり
3) キャラ作り
テクニックに関する3つ:「スポットライトは舞台の端に当たる法則」
1) 写真は光の加減で決まる
2) どこのサイトにも書いてある3分割法を簡単に使うために
3) 主人公はたった一人
順に見て行きましょう。
特に被写体が人間の場合、ちびまる子ちゃんの「たまちゃん」のお父さんのように振る舞うことが
結果としていい写真を撮るのに重要なのではないかと気づきました。
1) コミュニケーション力
なにより重要かもしれません。
というのも、いい写真というのはやはり被写体との距離が比較的近い状態なんですね。
例えばこれ。
家族連れでリゾートに来てるフィリピン人家族の兄妹が背くらべしてる
めちゃめちゃいい題材だと思うんですが、
この家族とのコミュケーションをせずに遠くから撮った結果、
画質も構図もいまいちな写真に仕上がってしまいました。自然なシーンを切り取ったのは間違いありませんが、
これでは2流です。
逆にこの写真は上司(上裸)がおばちゃんとコミュニケーションをとってくれたおかげで
スマイルを引き出しています。
数年ぶりに孫にあったおばあちゃんみたいにキラキラした目をしているおばちゃん。
写真を見ることでそれを撮ったカメラマンと被写体の人物の間の関係性までも見えてくるような、
そんな気がしませんか。
2) 良い構図を撮るためのこだわり
いい写真を撮るには結構こだわりが重要です。
例えば下からのアングルで迫力を出そうとすれば、
必然的に下に屈んだ姿になりますし、その姿は不自然であることには間違いありません。
「なにしてるのこの人」という周囲の人の目線さえもはねのける鋼メンタル、
もしくはある被写体を撮るために邪魔なものを意図的に覗いたり、いなくなるまで待ったりする忍耐強さも重要になってくるのではないでしょうか。
例えばこれ。
ココナッツが流れてくる様子をいい感じにおしゃれに撮りたかったわけなのですが、
旅行のテンポを崩してはいけないと、比較的仕上がりは2流なものの諦めた一枚。
なんとかいい感じに収められた一枚。
「自分はここでいい写真を撮る」というこだわりがいい写真を撮る上で重要です。
3) キャラ作り
1)コミュニケーション、2)こだわり
たまちゃんのお父さんがそうであるように、日頃から常にこのモードだと割りと呆れられちゃうというか
娘に「もうっ!!お父さんっ!!」とたしなめてしまうようなことになりかねません。
つまり被写体の反感を買ってしまってはいい写真が撮れなくなってしまうということです。
しかし、ある程度の部分までは
自分はカメラを撮る時にこんな感じのキャラになる、という共通認識があれば、
受け入れて付き合ってくれる可能性が高まります。
カメラを取るときの◯◯はこだわるからなーみたいなキャラ立ちでいることが
写真に集中するための一番のポイントかもしれません。
さて、心構え的なところの次は、
テクニックに関する3つ:「スポットライトは舞台の端に当たる法則」
です。この法則のネーミングは正直、いまいちです。笑
2流ですね。
1) 写真は光の加減で決まる
まずはじめにこちら。
いい写真はめちゃめちゃ明るいところで取られた写真が多いです。
加工なしでこの明るさ、繊細さ。
明るさが如何に重要かを痛感します。
なお、iPhoneのカメラには写真を撮る段階で明るさを調整できる機能があります。
ピントを合わせる際黄色い四角が出ますよね?
その横にある太陽マーク、これを上下にスライドさせることで、明るさの変更が可能なのです!
意外と知らない人が多いようなので是非、利用してみてください。
2) どこのサイトにも書いてある3分割法を簡単に使うために
3分割法とは縦横3分割にした上でその交点のところに被写体を置くという構図。
写真の世界では、真ん中に被写体が来るのはあまり良くない構図として捉えられているようです。
簡単に言えば、ちょっと「ずらす」ことで収まりのいい構図になるとのことです。
少々見づらいですが、上記の写真だと右の交点のふたつのところに上司がいてます。
こんな感じの構図を意識するといい感じに取れるようです。
ちなみにiPhoneのカメラを利用する際、デフォルトでこの補助線を表示させる方法があって、
設定アプリから【写真とカメラ】を選択。そして【グリッド】をオンにする。たったそれだけです。
3) 主人公はたった一人
写真を見た人がその写真において目立たせたいものがなにかを明確にすることです。
例えばこの写真の場合は青いバケツを主人公にしようとしています。
(ちょっと完全にそういう感じにはできていませんが。)
何に目線が行けば成功なのかを考え、交点に来るように撮影する。
2つ以上の主人公をなるたけ作らない。
そうすることでメッセージが明確な写真を撮影することが可能です。
これら3パターンを総称して、
スポットライトは舞台の端に当たる法則
と呼んでみました。笑
いかがだったでしょうか。
他にももっと基本のところで
写真の基本は横で撮る
や
なんだかんだ接写が1.5流に見せるコツ
などありますがまたそこはおいおい。笑
一緒にいい感じの写真が撮れるようレベルアップしていきましょう!
それでは。