こんにちは。リモンズインターン生の伊達です。今後このように名乗ることができないと思うと、さみしい気持ちで胸がいっぱいになります。そうです、これが私の最後のインターンブログとなります。最初は緊張と不安だらけで始まったリモンズのインターン。その短い期間はあっという間に過ぎたものの、濃く意味のあるものだったと実感しています。 今回のブログでは、自分がインターン期間中何を学び、将来にどう生かしていくのか、自分なりに成長したと思う点を、この2か月間を振り返りながら書き述べていきます。
過去の自分
フィリピンに来る前の自分は、本当にどうしようもないという言葉がぴったりでした。自分から行動を起こさず、責任から逃れようとする指示待ち人間。たとえもしどこかの会社に入社したとしても、何も残すことができないつまらない人間になっていたでしょう。学内でサークル活動に浮かれ、過去の栄光を引きずり、楽な道を探し続けた結果がそれでした。やがて就活に失敗し、そこでやっと変わらなければならないことに気づきました。 
インターン中の自分
来比した際は、何を変えなければならないのかわからない状態でした。とにかく逃げることが許されない環境に身を置くため、飛び込んだ先がこの会社です。入社当初は、わからないことがあると右往左往してばかりで、仕事を通して自分の現況が顕著に現れました。しかし自分の悪いところが浮き彫りになることで、改善すべき点を見出すことができたと思います。私に足りない点は、与えられた仕事に対してのひたむきさと素直さだと実感しました。 
自分を変えたもの
フィリピンに来て一番刺激を受けたことは、多くの出会いでした。文化の違いを持つフィリピン人方はもちろん、滞在する日本人の存在も影響力が強かったと思います。フィリピン人方は、英語が多く話せない自分にも優しく接してくれ、現地の文化を教えてくれ、愛情あふれる対応をしてくれました。それだけで、もっと知りたい・学びたいと思う気持ちが芽生えました。日本の環境では気づくことができなかった、理想的な人間関係の作り方です。 
日本人スタッフについて
日本人スタッフはそれぞれに長所があり、日常会話の中でそれを敏感に感じ取ることができます。常に優しくありながら反省すべき点を正確に指摘してくれる方、論理的思考を持ち仕事の価値について提示し続けてくれる方、周りに流されない芯の強い方、逆境にもめげずに困難に立ち向かっていく方。年齢が自分と多くは変わりませんが、達観している方ばかりで尊敬しています。この方々と並んでも恥ずかしくないようになることを目標に、自分の長所を伸ばしたいです。 
インターン生について
インターン生も自分より年下であるに関わらず、みんな自分に足りないものを持っていて驚きました。仕事が早く発言力がある人、何事においても常に自分の意見を持っている人、視野が広くリーダーシップを発揮できる人、諦めずにポジティブに仕事をやり通そうとする人、明るく皆をサポートできる人、将来の具体的なイメージを持ちそれに向かって挑戦している人。皆に負けたくないという対抗心が沸いたことから、強い影響を受けたと思います。 
今後意識すること
フィリピン人の共通点や、日本人スタッフそれぞれの長所は自分にはない物でした。それらを得ようと彼らの行動・言動を分析し、自分のものにしようと意識していました。それを心がけることで、自分は成長することできたのかなと思います。現在、私は前述したひたむきさと素直さ、加えて「自責」という点を意識して過ごしています。他人の責任にせず、全てのことは自分に責任があることを認識しようとしています。無意識で行えるようになるにはまだまだ時間がかかりそうですが、努力を続けたいと思います。 
メッセージ
本日最後の朝会でお世話になった日本人スタッフ全員から一言ずつ意見を頂きました。一人一人の言葉が今も記憶に残っています。最初は頼りなかったけど今は信頼している、丁寧に仕事を教えてくれた、フィリピン人らしくなってきた(純日本人です)など、うれしい言葉を頂きました。また、器用さやコミュニケーション能力におごらず、何かに特化して実力をつけてほしいなどのご指摘も頂けました。これを励みに、今後は頑張っていきたいと思います。２か月という短い期間でしたが、リモンズの一員として働けたことを私は誇りに思います。こんな騒がしい奴がいたことをたまに思い出してくれたら幸いです。２か月間本当にありがとうございました。
