みなさんこんにちは。
Limonz インターン生の杉原です。
セブに滞在して早3週間。生活にはほとんど慣れたと言っても過言ではない杉原です。
庶民の足、ジプニーもバイクタクシーも使いこなし、
Google Maps片手にどこへでもいけてしまえるような気がしています。
※最も油断した時に事件に巻き込まれやすくなってしまうので、
気をつけなければいけないのは変わりないですが。
さて、8,9月は日本の大学の夏休みとのことで、
語学学校へ通っている日本人の方がかなり多いです。
英語が公用語のこの国で英語力をアップさせたい、
これからの時代に備えて時間のあるうちに海外で英語を学びたいと考えている学生が多くセブ島へ来るようです。
そこで、1ヶ月間の語学留学を経て日本に帰国する学生さんにインタビューをしてみました。
インタビューに応じていただいたのは
北海道に在住の大学4年生のAさん。
実はAさん、私杉原と日本での東京での就職先が一緒なんです。
語学学校とはあまり関係がない第三者的な立場から、インタビューをしてみます。
杉「Aさん、フィリピン・セブでの1ヶ月間の短期留学お疲れ様でした。」
A「ありがとうございます。」
〜全体の感想、1ヶ月過ごしてみて〜
杉「まず、1ヶ月過ごしてみてどうでしたか?ざっくり全体の感想を。」
A「最初のセブのイメージが、結構、食べ物を食べたら、お腹をくだすし、住環境も悪いってイメージだったけど、来てみたら意外とそうでもなくて、ローカルフードを食べても普通に食べれるし、まあおいしいところはおいしいし、なんか頑張れば意外と住めるな、と。」
杉「最初セブに対するイメージは良くなかったんですね。」
A「そうですね。笑 最初のセブのイメージは悪かったなあ…」
杉「そうなんですね。にも関わらずセブを選んだのはどうしてだったんですか?」
A「セブを選んだというよりも、学校しか見てなくて、その学校を選んだという感じ。」
杉「なるほど、その学校に惚れ込んでここに来たと。」
A「そうですね。」
〜学校選び編〜
杉「学校名はなんという学校名なのですか?」
A「Brightureという学校です。」
※参考URL:http://brighture.jp/
杉「どのようにして見つけたんですか?」
A「札幌の知人から紹介してもらいました。 札幌でコワーキングスペースを運営している人です。」
杉「なるほど、なるほど。留学エージェントなどは使用されなかったんですね。
ちなみに学校のどのような点に惹かれたんですか?」
A「最初は、経営者がある程度著名な方であること。そこで接点を持てたら何か学びがあるのではないかと。あとはWEBサイトを比較して、カリキュラムにこだわっているという文言に惹かれて、ビジネスで使えますよって文言が出てきたところで、経営者が実際にアメリカのApple本社の現場で働いた方なので、説得力を非常に感じました。」
杉「つまり、著名な経営者との繋がりと、カリキュラムへのこだわりが学校を選んだ大きな理由だったんですね。
実際に、その経営者の人との距離も近く、実際に話す機会にも恵まれたと以前お伺いしましたが、
実際に話してみて感じたこと、学んだことってありましたか?」
A「著名な経営者の方であっても、結局当たり前のことをやるかやらないかなんだと感じたのがひとつ目で、
もう一つが、なにかやってる時に、自分は本当にそれをやりたいのか、という違和感を感じることはあって、
結局どんなレイヤーのどんなフェーズの人でもその違和感があった時には、
方向転換をしたほうがいきいきしているし、活躍してるなと感じました。」
(中略)
杉「そうなんですね…。大きな学びが得られたのであれば幸いです。ちなみに費用ってどれくらいなんですか?
場所によっては格安のものもあるそうですが」
A「そうですね。1ヶ月だと場所によっては10万円くらいの費用での格安留学というのもありましたが、
僕の場合は30万円弱くらいの予算でした。」
〜英語の習得度編〜
杉「話は大きく変わりますが、ぶっちゃけ、4週間でどれくらい英語ができるようになりましたか?
肌感でどう変わりましたか?」
A「ある程度、聞き取れるようになった。あと本気で伝えようとすれば伝えられる。
けど、最初はほとんど聞き取れなかったし、伝えられなかった。って感じです。
あとは圧倒的に書く能力がつきました。今までメールの文章もサイトを見なきゃわからなかったのが、
ある程度フォーマットに当てはめてのやりとりが出来るようになりました。」
A「学校の授業で、自分の好きなテーマに関して毎週英語でプレゼンをしたので、
自分の好きなテーマに関しては英語で説明できるようになりました。」
杉「そうなんですね。具体的にどんなことをプレゼンしたんですか?」
A「自分の場合は、卓球・ラーメン・日本のお笑い・札幌についてですね。
同じ生徒さんでリクルート出身の方がいらっしゃったんですが、
そちらの方は最初からテーマを一つに絞ると決めていて、
毎週アートに関していろんな分野から切り口を変えてプレゼンされていました。
アートにおける表現方法深めていって
4週目には自分の将来像とリンクさせるといった使い方をされていました。
自分の興味をある分野に関しては海外の人とも対等に話せるような状態になっていった。」
杉「カリキュラムへのこだわりの部分が魅力の一つとおっしゃってましたが、
カリキュラムを逆にうまく利用する姿勢も重要なのかもしれませんね。」
A「かっちりしたフォーマット、具体的には結論→サポート3つ→結論のフォーマットを
いかなる場合でもキープするよう言われてたんですが、
自分の目的や使用シチュエーションがはっきりしていたら、それを絶対視する必要がなくなる。
宿題の内容も、自分で提案すれば変えることができる。」
杉「非常に良く練られたカリキュラムでありながら、伸縮性があったんですね。」
A「そうですね。ビジネスメールに特化して使用したい人もいれば、
ディスカッションで話せない状態を解決したい人もいる。それぞれの人に合わせて使用可能ですよね。」
杉「なるほど」
A「最初の「ぶっちゃけどれくらい話せるようになるんですか」に対して
シチュエーションを限定すれば、4週間でもだいぶ変わるよなって思います。」
〜その他生活編〜
杉「ちなみに、学校での授業のイメージは着いたのですが、他の部分ではどうでしょうか。」
A「自分は比較的遊ぶほうでした。囚人のダンスも見ましたし、水上スキーも行きました。
人によってはずっと籠もって勉強している人もいましたね。」
杉「他の語学学校の方で、早朝スパルタコースなどで、
6:40amから授業のクラスもあると伺ったのですが、Aさんのところはいかがでしたか?」
A「50分+10分休憩がベースでした。
グループレッスンや、ライティング、自習の時間もあるし、なかなかバリエーションに富んでました。
発音のクラスもあったし、発音に関しては非常に成長した気がしますね。」
杉「なるほど。日本に帰国後、維持するためになにか方法を考えていますか?」
A「結構考える時間が多かったので、英語に関する理解は落ちないと思います。
あ、でも耳は聴き続けたほうがいいんだろうけど。
あとは聞き取れても知らない単語が多すぎて、大変だったので、英単語を増やそうかと思います。」
杉「なるほど、ありがとうございます。では、最後に、日本に帰ったらまず何が食べたいですか?」
A「ラーメン…」
杉「笑。確かにセブのラーメン、日本には劣りますものね…。
札幌に帰ったら、おいしいラーメンを食べて下さい。インタビューありがとうございます。」
いかがでしたしょうか。
1ヶ月の語学留学でも、シチュエーションを限定すれば、かなり英語は上達するようです。
語学留学、侮れませんね。
ではでは今回はこのあたりで。(^^)