こんにちは。
Limonzインターン生の杉原です。
フィリピンで「暮らす」を全力で体感中の22歳です。
突然ですが、
みなさん、水道水が飲める国って世界で何カ国くらいあるか知っていますか?
「日本では水道水飲めるよね!」
「水道水飲める国って少なそうなイメージだよね〜」
「国の中でも地域によって飲めるって聞いたぞ!」
みなさん、いろいろなことが頭をよぎったと思います。
この問いの正解はのちほど…。
と、いいますのもここフィリピンでは、
水道水は飲めません。
日本での生活に慣れている人からすると
蛇口を捻って出てくる水の臭いは、なんというか、
ほんのりと排水管のサビの臭いが立ち込めることさえあります。
もはや4ヶ月も経つと慣れてしまいましたが、
今でも「うん、今日も臭いな!」ってなるくらいには臭いです。
ホテルや綺麗に整備されたコンドミニアムでは比較的ましかもしれませんが、
急に辺り一面が砂漠になって生死をさまようような状態に追い込まれない限りはなかなか、
飲もうとはならないです。
では、フィリピンで飲み水はどのように手に入れるべきか。
3つの滞在期間にを紹介します。
1 短期旅行者向け 〜その日の水があればそれでいいのさ〜
2 中期滞在者向け 〜これがフィリピンのスタンダードさ〜
3 上級者/長期滞在者向け 〜フィリッピンで暮らすってのはこういうこと〜
1 短期旅行者向け 〜その日の水があればそれでいいのさ〜
この場合は、ペットボトルのミネラルウォーターを購入するのが一般的です。
スーパー・コンビニ・道端のおっちゃんなど、
あらゆる人がミネラルウォーターを売っているので購入は容易です。
価格はサイズにもよりますが、大体一本10~30peso (30円~80 円)です。
短期間の旅行者はほとんどこの水にお世話になることになるでしょう。
ローカルの人々はペットボトルの他にこのような機械でも購入しております。
コップ一杯分の量で1peso(約3円)で購入できちゃうのでかなりお買い得。
使う際は自動販売機のようにコインをいれるのですが、
コインを入れた瞬間に水が勢い良く出てくる性質があるので
ビニール袋(水マシーンに備え付けてある)もしくは、自分のペットボトルや水筒などを
水の射出口に近づけてからコインを入れるようにしてください。
じゃないと悲惨な目に合います。
2 中期滞在者向け 〜これがフィリピンのスタンダードさ〜
1週間くらい、ゲストハウスなどで滞在する場合、
かつAirbnbなどを利用する場合がおそらく中期滞在に該当するのではないでしょうか。
いちいちペットボトルの水を購入すると割高になっちゃうので
もうまとめてドカンと買ってしまうのが吉です。
ひとつのタンクで4~6リットルくらいあるので、
一週間程度はおそらく余裕でもちます。
値段は大体50peso~80peso程度です。
500mlで15pesoなので単純計算で12倍をして
6リットル で180peso。
100peso分くらいお得感がありますね。
インターン生なども最初はこのボトルを使用することが
多いのではないでしょうか。
3 上級者/長期滞在者向け ~フィリッピンで暮らすってのはこういうこと~
フィリピン人は、
ほとんど以下の2つの方法のどちらかで飲み水を確保しています。
・ 水の宅配サービスを利用する
・ 飲み水を詰めてもらうサービスを利用する。
・ 水の宅配サービスを利用する
都市部などで発展しているサービスです。
僕がマニラのマカティに滞在中もこの方法でした。
まずコンドミニアムのアドミン(管理担当者)、
もしくは受付に言って水が欲しい趣旨を強く伝えます。
その後、お水屋さんの電話番号が取得できますので、
電話をして自分のコンドミニアム名・部屋名を伝えて、待ちます。
そうしているうちに水が到着しますのでその場でお支払いをして完了です。
おねだんは地域によって異なりますが、マカティで使用していた時は
35peso。感覚的に12リットルくらいで、2週間近く水が持つのでコスパに関しては最高にいいです。
さすがフィリピン人も使うサービス。
・ 飲み水を詰めてもらうサービスを利用する。
青い大きなタンクの購入が前提条件になります。
少し大きめのスーパーマーケットなどで100peso程度で購入可能です。
浄水器で浄化された水を入れてもらいます。
そして持って帰る。これで完了です。
確か6ガロン(約22リットル)で25pesoなので、
コストパフォーマンスは最高レベルです。
いかがでしょうか。
自身のフィリピンでの滞在期間に合わせて飲み水を確保していってください。
みなさんのお腹が、水道水でやられませんように。
ところで最初の問い、
みなさん、水道水が飲める国って世界で何カ国くらいあるか知っていますか?
に関する正解は
15国
です。
平成16年版「日本の水資源」(概要版)』にて国土交通省が発表しているデータですね。
①フィンランド、
②スウェーデン(ストックホルム)、
③アイスランド、
④アイルランド、
⑤ドイツ、
⑥オーストリア、
⑦日本、
⑧クロアチア、
⑨スロベニア、
⑩アラブ首長国連邦、
⑪南アフリカ、
⑫モザンビーク、
⑬レソト、
⑭オーストラリア(シドニー)、
⑮ニュージーランド
※今から約10年前のデータなので、現在はもう少し増えている可能性もあります。
です。少ないですね〜
水道水が飲める国に生まれたからこそ、
国内にいると、飲み水に関する関心は低くなってしまいがちですが
海外を機に一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
ではでは、今回はこのあたりで。