あまりにもチャレンジングな出来事。
危険性は高く、コスパは低い。誰も選ばない方法だからこそ、
気になっている人も少なくはない、はず。
そんなあなたの為に捧ぐ、これがフィリピン海の旅です。
小説風味の文体で美味しく調理しておりますのでどうぞご賞味下さい。笑
フィリピンのセブ島といえば、どんなイメージだろうか。
やはり留学の場所としての印象が強いだろうか。
事実、セブの語学学校の数は非常に多く、フィリピンの中でも語学学校が密集している地域だと予想される。
アジア留学の中でもかなり注目度は高いのではないだろうか。
しかし、ビジネス留学と銘打って、
英語でのインプットもそこそこにフィリピンに来てしまった
自分にとってその情報は完全にあとで知ったものだった。
そして気づいたらそこは、紛れも無く海だった。
海には人を惹きつける何かがあると本気で思う。
海を見ているとどこか心が吸い込まれるような気持ちになる。
そんな海の上をこの船は進んでいる。
僕は船に乗り込んだ。
船の上に上がるところでいきなりエスカレーターが自分をお出迎え。
フィリピンの船にまさかエスカレーターがあるなどと思っていなかった分
少し見なおしたような感情を抱く。
乗った船の名前は「ST,JOHN PAUL Ⅱ」だった。
正直ほとんど内装に関して期待していなかった分、
いい意味での衝撃を受けた。悪くない。
清潔感の漂うロビー。
この周辺には
簡単な小売店や、
140ペソでネイルを綺麗にしてくれるネイルサロンなどがあった。
これから約24時間を過ごすパーソナルスペースに関しては
僕はCabin For 4というプランを選択した。
あとで船内を歩きまわってわかったことだが、
おおよそ5ランクほどベッドのランクがあるようだ。
低い順から紹介していこう。
一番格安のものは外に面しており、しかもベッドが大広間に乱立している
SUPER VALUE CLASS.(料金は1300ペソちょっと。)
次に室内でエアコンが完備されているものの、大広間にベッドが乱立している状態は変わらない
MEGA VALUE CLASS(料金は1500ペソちょっと)
そして室内なものの8人ほどの人数で使用するTOURIST CLASS(1700ペソくらい)
そして今回利用したCabin For 4クラス。
(2100ペソだった。片道の飛行機と変わらない)
最上級が2人用のSTATEROOM FOR 2。
(5000ペソくらい)
なお今回利用したのがあえて飛行機と同じ価格帯の2100ペソだったが
(直前にチケットを取ったためそれしかなかったというのもある。
なおWeb上からの予約の場合、出航日の3日以上前でなければいけない。
Web以外だと大手ショッピングモールの中にあるチケットショップなどでも購入可能である。)
自分の場合はMarket!Market!内のBayad Centerという
電気代などの支払いも可能な代理店で購入した。
また料金の内訳は以下のとおりである。
料金:1531.96ペソ
消費税:189.84ペソ
保険料:400.00ペソ
総計:2121.8ペソ
である。
保険料が一見すると含まれていないのが注意が必要だ。
お金の事情ばかり説明してしまった感がある。
後編はいよいよ部屋の内部の様子や船上でのご飯に焦点をあてて紹介していこうと思う。
後編に続く…。