こんにちは!最近、昼1時くらいが一番眠いと感じる松本です。
社長からは「お昼ごはんを少なめにするとイイヨ」とアドバイスを頂きました。
「了解致しました。」って感じです。 ( ↑ 先週の社員旅行先でのおきもの。)
そして今回のブログは、いままでのテイストとは少し変えてみようかなと、
以前に、個人的に行ったマニラのスラム街について紹介したいと思います。
これは衝撃的な写真ですが、東洋最大のスラムと称される
マニラ北部に位置するトンド地区スモーキーマウンテンを写した1枚です。
元々ここは漁村でしたが、1954年にゴミの投棄場に指定されたことで
現在では29ヘクタール、30メートルのゴミ山が形成されています。
ゴミが自然発火し煙を上げている事からスモーキーマウンテンと呼ばれています。
ここには地方から豊かな生活を求めてマニラにやってきたものの、
良い仕事にありつけずにスカベンジャーになった人などが多く住んでいます。
注)スカベンジャーとは鉄やアルミをゴミ山から拾い集め、
リサイクル業者に売ることによって日々の生計を立てる人のこと。
他にも炭を作り生計を立てるケースもあるそうです。
この仕事は収入が高い一方で、施設が整っていないために
健康へのダメージが大きく、早死にする労働者も多いそうです。
わたしは、こんな話を聞きながら、このスモーキーマウンテンを
発展を遂げた日本とはかけ離れた世界のように感じていました。
ただ、目の前にいる1人1人の住民を見た時に、
家族愛に溢れていて、
夢を持ち、
子どもの成長と健康を切に願う姿なんて、
私たちと何も変わらないなとも感じました。
住む環境は決して良いとは言えませんが、
こんなにも逞しく生きている人たちがいるなんてすごいですね!
この地域を案内してくれたNGOのスタッフが
「貧富の差の大きいフィリピンにはいろんな背景を持っていきる人がいます。
そして、今を全力で生きている貧困層の人たちに対して単に”かわいそう”と思うのは
失礼なように思います。彼らは今いる状況の中で、これほど頑張っています」
と説明してくれているのを聞いて、
どのような人達に対しても日本人の価値観を押し付けるのではなく、
相手の持つ価値観を理解しようと努めることが何よりも難しく大切なことだと思いました!
それは多くのフィリピン人スタッフのいるLimonzの会社の中でも同じことが言えて、
日系といえども働く環境は、フィリピンの人や法律、行政などに密接しています。
私たちが「日本ならこうなるでしょう!」という考え方であったり、
「自分たちはフィリピン人より優れている」という軽い気持ちを持っていたら、
会社は絶対に上手くいきません!
私はフィリピンのNGOでインターンをしたい!という気持ちもありましたが、
企業という視点からフィリピンを見て、体感出来ているので、
結果的に「Limonzに来てよかったな」と考えています。
海外で働くって想像以上に奥深くて刺激的で、
難しくて楽しいことみたいです。(まだ2週間しか経ってないですけど。)
以上、学生団体でのボランティアや国際交流に関心を持っている人でも
企業インターンは良いものですよー!ってことを最後に言いたかった松本でした。
それではまた近いうちにお会いしましょう!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
▼また写真については下記団体の活動のもの借用しています。
立命館大学国際交流団体BEPPINE https://goo.gl/BkTPFY