こんにちは、リモンズインターン生の濱畑です。いよいよ終わりの日が近づいてきてしまいました。約半年のインターン生活が終わり、日本に帰ります。今回は今まで自分がどのようなことをリモンズのインターンでやっていたのかを振り返っていこうと考えています。
南国フィリピンでの6ヶ月のインターンはどうだったのか…
・やっていたこと
初めの方は投資家ビザというビザ商品開発とメディアの業務。その後はいったん不動産部門に移り、その後はずっとVISA部門とHR部門を兼任し業務していました。
投資家ビザの商品開発ではフィリピンの投資庁に直接行きどのような手続きが必要なのかをヒアリングしたり、つたない英語を使いながら投資庁のスタッフと渡り合っていました。スタッフによっていうことが異なったり、途中で話を一方的に終わらせられたりして大変でした（笑）。自分の英語は本当に仕事でつかえるか試してみたい人にはお勧めです。
不動産部門は約1週間しかいなかったので、本格的に何かを始める前に終了してしまいました。
その後はVISA部門で、直接お客さまとのやりとりは行わないものの書類作成やお客様のお手続きの同行などを行っていました。実際の業務に深くかかわることができ、その分困難も多く、ふがいない場面も多々ありましたが自分を成長させることができたと思います。
またHR部門（人事部門）では実際にインターン希望の方と面接をしたり、インターンに参加される方の受け入れなどを行いました。色々な方たちとの面接をする中で、人事の人はどのようなことを考えているのかという新しい視点を学ぶことができました。これはこれから就活を考えている僕にとってとても役に立つ経験だったのではと思います。
実際に処理した書類の数は1000枚以上に上るかもしれません。フォルダを整理した際にでてきた大量のデータには驚かされました。
またお客様の同行は計12人もの方のお手続きなどに同行させていただきました。この同行の際にお客様から様々な貴重なお話をお聞きすることができ自分の視野を広げることができました。本当に感謝しています。
フィリピンと言ったら美しいビーチ！！ボラカイのホワイトビーチは本当にきれいでした！！
・インターンに来る前に身につけたかったもの
仕事って何だろう？働くって何だろう？お金を得るってどういうことなんだろう？この答えを得るためには実際に働いてみなければならない、これらの答えを得た後に就活を開始したいと思ったからこそ大学を休学しインターンに参加しようと決意しました。これらの答えは自分の中では得ることができたと思います。これは人それぞれなのでもしインターンに参加されたら自分で見つけてみてくださいね（笑）。絶対に自分なりの答えは見つかると思います。
・インターンで得たもの
まず初めに得たといえるものは仕事というものそれ自体に関する新たな見方です。
正直最初は仕事をすること、そのこと自体をあまり重く考えていませんでした。しかし実際に業務を行うことで自分の業務が誰かの業務につながっているということを認識することができました。自分のミスが他の人に迷惑をかけてしまうことになる、そのことは仕事を自分勝手に考えてしまっていた自分には驚きでした。
また環境に対する適応力は確実に伸びたと思います。人は変わるものです。初めのころは寮でゴキブリを見て、おびえていたのですが今では小さいゴキブリならば即手でつぶせるように成長しました（笑）。多少汚い環境でも平気で過ごすことができましたし大体の国なら生活することができると自信を深めることができました。バロットやカエルを食べたのも良い思い出です。
また業務をしていくうちに、自分は本当に何を求めているのかなどについても考え直すことができました。お金がほしいのか、名誉がほしいのか、家族がほしいのか、島がほしいのか、趣味に生きたいのか、一人で生きていきたいのかどうなのか… やはり働くことは人生で大きいウエイトを占めてしまうことなので、就活の前にこれらのことを深く考えることができたのはよかったと思います。今までぼんやりとしていた、自分がどのように生きて行きたいということについてはっきりとさせることができました。
自分のことをしっかりと学ぶことができました…
・休日の過ごし方
実は休日は縁があって日本人の野球チームに参加し、大会に出場していました。フィリピンではあまり野球は人気がないのですが、（バスケット、ボクシング、バレーボールなどが人気です）マニラの郊外に野球場があり、（野球場といっても日本のものと比べると草原のようなものですが）そこで練習をしていました。朝は子供たち、昼は中学生くらいの青年たち、夜は大人たちがグランドを使用し、野球を楽しんでいました。大会ではフィリピンで働いている方たちのチームと対戦しました。相手チームに謎のマスクマンがいたりしてとても面白い大会でした。結果として予選リーグはは突破したものの本選の1回戦で敗退してしまいました。次にフィリピンに来た際にリベンジをします。
実はマニラには日本人のスポーツチームがたくさんあるので、インターンに参加した際には自分でいろいろと探してみてください。
フィリピンではみんな楽しそうに野球をしていました！！
またフィリピン人スタッフたちと旅行に出かけたり、インターン生同士でご飯を食べに行ったりとフィリピンでの生活を楽しんでいました。フィリピン人スタッフといったイロコスへの旅行はスタッフの中にイロコス出身の方がいてガイドブックになっているようなところだけではなく、本当にローカルな場所にも連れて行ってくださりとても楽しかったです。フィリピン人スタッフと仲が良くなれるのは本当にこのインターンの良いところでもあると思います。またインターン生同士でいったボラカイ島もビーチがとてもきれいで素敵でした。もっと長く滞在したいと感じ、マニラに戻りたくないな…なんて思ったりもしました。
イロコスで見た海岸線は本当にきれいでした！！
・反省
実際に業務をしてみて一番大切だと感じた先を読み備えていく力は最後の最後まで自分に足りないところとなってしまいました。実際に自分が行動するうえでその後どのようなことが待ち受けていくか考え、予測し、備えて対処していくことができなかったために、行き当たりばったりの行動になり、周りの方々に迷惑をかけてしまいました。
また結局は自分勝手であり、相手を深く大切に思いやって行動することができていませんでした。報告が遅くなったり、業務が遅れてしまうことで自分のパートナーに迷惑をかけてしまうことが多々ありました。自分ができないのは自分の都合であり、相手のことをもっと考えていたのならもっとほかのアプローチも考えられたかもしれません。反省点です。
また最後に今までの自分の人生で身に着けてしまっていた自分の殻を破ることはできませんでした。これはこれからの自分の人生の課題であるといえるかもしれません。なんでもただこなしてしまうだけで徹底的に相手を考えるということがまだ自分のレベルではできていませんでした。自分の殻を破ることができない普通の人間だからこそ、多くの人を引き付けることができるようなものを作成することはできませんでした。これはこれからの自分の課題です。
・インターンをお勧めする人しない人
これははっきりと断言することができます。自分を試したい人、様々なことに挑戦してみたい人、実際に働いてみるという経験をしてみたい人、このような人たちには是非ともリモンズでのインターンをお勧めします。リモンズでは様々なことに挑戦することができますし、ほかのインターンでは体験することができない深い部分まで業務にかかわることができます。壁にぶち当たることも多々ありますが、それでも自分に負荷がかかる状況にいることで終わった時にいいインターンだったと振り返ることができるでしょう。
一方で、インターンをただ楽しみたい人、海外での生活をただ楽しみたい人にはあまりオススメすることはできません。インターンをする中で様々な状況に直面しそれを乗り越えていかなければならないので、それができないとただつらいだけのインターンになってしまうと思います。ただインターン期間が終わることを祈り、ただ業務が一日何事もないように、怒られないように過ごすようになってしまったら絶対につまらないと思いませんか？
楽しいことだけではなかったけど…
色々迷惑をかけてしまったけど、本当にありがとうございました！！
・最後に
自分のインターン生活は自分的には大成功したと考えてもよいと思います。
苦しい時もたくさんありましたし、結構本気で落ち込んでしまうことも多かったです。しかしそれによって自分を見つめなおすことができましたし、自分の将来を深く考えるきっかけとなりました。様々お客様と同行する中で、将来自分がどうしたいのかという部分が浮き彫りになってきました。
また海外で自分は生活していくことができるのだという自信を深めることができました。皆さんもインターンに挑戦すれば今まで気づくことのできなかった様々なことに気が付けるはずです。将来はどうなるかわかりませんがこのインターンで学んだことを生かして生きていきます。
