途上国というと避けては通れない話題、「マニラのタクシーってどうなの?!」をお送りします。この手の話には枚挙に暇がないですね。
結論からいうと、
結論 : 10台中9台はぼったくります
目次
- マニラのタクシー事情
まずマニラのタクシーについてお話ししましょう!
初乗りは 40ペソ(=100円) で、そこにメーター料金が加算されていきます。日本と違うのは “時間で加算される”ということです。つまりマニラの果てしない渋滞に巻き込まれると、ぶんぶく増えていくわけです。ぶんぶく。
さて、言っておきたいことがあります。
「自分だけは大丈夫」という考えはいますぐやめましょう。
非常に申し訳ないのですが(?)、ぼったくりには高確率で遭います(笑)。
- ぼったくり運転手と戦った話
その日は土曜日でマニラにある City of Dreamsというカジノに行くところでした。タクシーを止めて乗り込み行き先を伝えます。
ただ休日といえどそこへの道のりは非常に混んでいました。運転手は目に見えてイライラしています。なんとなく嫌な予感がしました。
なんとか渋滞を抜け、1時間後、目的地にたどり着きました。玄関から豪華の極み。マニラにこんなところがあったのか!テンションが上がってきました。
ところで、わたしはタクシーを乗った時や、マッサージを受けたときは大体10%ほどチップをあげることにしてます。もちろんクオリティによってはすこし変えます。
その日も、迷うことなくまっすぐ着いたのでチップをあげることにしました。(フィリピン人の友達はあげなくていいといいますが)
メーター料金にチップを足した金額を渡して降りようとすると、
「足りない。すごく渋滞して時間かかったからもっとよこせ。」
??
少しの間言ってることが理解できませんでした。というのも思い出していただきたのですが、タクシー料金は時間ではかってるので、「時間がかかったからよこせ」というのは全く理にかなっていません。
僕は時間に対して対価と、さらにチップまで払っていると言って拒否しました。
そこで事件は起きました。
「払わないなら降ろさない」と言うなり、キレた運転手が車を急発進させたのです。
私もさすがに腹が立って、急発進している車の扉を開けはなちました。
驚いた運転手は急停車しましたが、今度は殴りかかろうとしてきました。
でもそこは計算済みです。カジノの前にはマシンガンをもった警備員がいるのです。
運転手はそこに気づき悪態をつきながら去っていきました。
- ぼったくりに遭わないために
この体験から(?)ぜひみなさんにわかって欲しいことがあります。
- タクシー運転手は高確率でぼったくります
- 先ほどの話のように気性が荒く怒鳴って威圧してくることが往往にしてあります
- 初めてきた国で流しのタクシーを拾ってはいけません
もちろん優しい運転手もごく稀にいます。でも本当にごく稀です。
彼らにとって日本人は格好のカモなのです。
暮らし始めて6ヶ月の自分ですら、ぼったくりに遭うのですがら、途上国経験のない人は絶対に乗らないことをオススメします。
とはいえタクシーが必要な場面も出てきます。そんなとき比較的安全にタクシーを乗ることができる方法を三通りお伝えします。
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GRAB/UBERを使う
一番お勧めしたいのは、この途上国では有名な配車アプリです。登録が必要ですが全ての車とドライバーを会社が管理しているので、まずぼったくられる心配はありません。
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最初に値段を取り決める
乗り込む前にドライバーに目的地と支払う金額を伝えて話し合います。お互い不満の少ない決め方ですが、初めてくる場所は相場がわからないと思うので、こちらはある程度住んでいる人向きです。
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紹介してもらう
観光先では、ホテルの受付やリゾートでタクシーを紹介してもらうのもありです。というのもタガログ語での交渉はぼったくられる確率を大幅に減らしてくれるからです。(フィリピン人の友人からのアドバイスなので間違いありませんが、ぼったくられる確率はゼロではないようです。)
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いかがでしたでしょうか?まずは「自分がぼったくられるかもしれない」という意識を常に持ち続けることが大切です。ぜひ上の3つの方法も参考にしてみてください!それから間違ってもタクシーの運転手と戦おうなんて思ってはいけません。
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